modeler:

おひつじ@tak

kits:

PROVENCE MOULAGE 1/43

PORCHE 911GT1

comment:

ポルシェGT1、96年型・97年型・98年型、3台まとめて作っちゃうぞ〜とか大風呂敷広げておきながら、

年内には1台も完成できず96年型が年明けにようやく完成、

それでちょっと義務達成したような勘違いにおちいり作りかけの98年型を放置したまま年末を迎え、

次の祭りにも参加表明したまま作りもせず、せめて昨年の残りぐらいは完成させましょうということで、

年末ギリギリになって98年型もやっと完成させました。

97年型は残念ながら、まだしばらく作れそうにありませんが、

だいたい96年型と98年型の中間ぐらいのカタチだと想像しておいて下さい。(←コラ)

細かい製作記はブログを見ていただくとして、キットと製作の感想を簡単に書いておきます。

キットはいずれもプロバンス、立体塗り絵と呼ばれるだけあってほぼ全体がレジンの一体形成で出来ていまして、

細かいエクステリアは切り飛ばして自作の必要がありました。

ただ、それほど自作パーツは多く必要ではなくキットとしては作りやすい部類だと思いました。

それよりもホイール&タイヤのイマイチ感が強く、その対処がどうにか出来たことが大きかったです。

自力だけで対処した訳ではなく、ありがたい援助物資に助けられました。

ブログで製作記書いていることで、思わぬ施しを受けてしまいます。世の中、捨てたもんじゃないっすね。

ポルシェGT1の魅力はなんといっても派手なマーキングなんですが、

プロバンスのデカールは死ぬ寸前の状態でしたが何とかうまく貼れました。

デカール貼りの作業はしんどい部分もありますが、どんどんキレイにカッコ良くなって行くので、

とても楽しい作業でもありました。

43で常に鬼門となる窓貼りですが、このキットはフィット感も良く、うまく仕上がったほうだと思います。

ただ、何度か失敗してリカバーが大変でした…98年型。

まあ色々と言いたくなることもあるキット内容ですが、プロバンスの標準的なクオリティーを知っていれば、

まあまあ出来の良いほうのキットだと思いますよ。

なにより、スタイルがカッコイイ!リアルかどうかはともかく、

スタイルのカッコ良さはさすがプロバンス!ってとこです。

いつか必ず、97年型も作ります…作りたいと思います。いや、ちゃんと作りますってw

 

追記(2011.10.17)

 

 作りましたとも、97年型!

二年遅れとか、ありえない?いやいや、何事もやり抜くことが大事です!

ポルシェ911GT1は、1996年にルマン新規定に合わせてワークス・ポルシェが送り込んだ新型マシン。

ポルシェがルマンにワークス参戦するのは1988年以来となるだけに注目を集めましたが、

結果はクラス優勝ながら総合2位・3位と惜敗。

翌年の97年は、26号車がトップを快走しながら、オイル漏れから出火・炎上して残り2時間で脱落、25号車もリタイアと全滅。

98年、もはやGTと呼べないまでに進化した新型マシンで挑んだものの、

トヨタにトップを走られてまたも惨敗かと思われた残り1時間でトヨタがストップ、

ポルシェが1-2フィニッシュを遂げ、三年目にしてようやくルマン復帰勝利を飾りました。

翌年、ワークス・ポルシェはルマンに参戦せず、911GT1は短い活躍の時期を終えましたが、

ポルシェの数々のレースの歴史の中で、やはりこれも記憶に残るマシンでありました。

今回、このような機会を得て三年分のポルシェをまとめて(のんびりと)作らせていただき、

楽しいモデリングでした。またの機会を楽しみにしております!

 


LM1996


LM1997

 


LM1998

 


inserted by FC2 system